中国でLINEを使えない?使える方法はこれ

中国

中国に到着した日本人で「中国ではLINEを使えない」という事前知識が無かった人にとって、これはとても悩ましい問題です。

google検索で「中国 line」というキーワードを入力し検索表示してみますと、表示されたページをスクロールして、一番下を見てみれば「他のキーワード」が表示されています。

これは(実績として)「他のひとはこんなキーワードも使っています」という意味です。

その「他のキーワード」の表示結果を見ただけで、多数の人々が同様の問題で悩んでいる事が良く分かります。

そもそもですが、何も対処無しで中国にいる場合は、上記のgoogle検索すらできません。

それが何故かというのは、先方の国策だからです。

自分の経験的な事ですが、今までおおよそ1000回以上は中国に入国と出国を繰り返しています。

その時代背景はスマホが登場前のGSM時代から現在の5Gまでの20年間以上ですが、その経験から分かっている事としまして、以前からこのLINE問題の解決方法は「良質なVPNを導入する事」というのが結論です。

それではその「良質なVPN」の結論とは、具体的にどうしたら良いのか、それ以外の方法は無いのか?などを以下にお知らせいたします。

※以下(PR)の表示リンクはアフィリエイト広告を利用しています。

VPNとは

VPN (Virtual Private Network)とは、という事に関しての説明する事が、このページのメインではないので、お手数ですが必要な方はとりあえずですがウイキペディアのVPNなどを参照して下さい。

中国からLINE以外の連絡手段

電話をする

日本に電話をする場合は+81に続いて日本の電話番号

※1、日本の市外局番の最初の「0」は省く
※2、日本の携帯電話番号の最初の「0」は省く

これでOKです。

日本から中国への電話は

+86中国電話番号です。

中国にいる受信側が日本のスマホを使用している場合は、その電話契約と設定に国際ローミングサービスがあれば、+86も不要で通常はそのまま日本の電話番号をダイヤルすれば通じます。

ただこの国際音声通話ローミングの料金は若干高めです。

※1、中国や香港の携帯電話番号の頭に0は最初からありません。
※2、香港の携帯電話番号の場合は+852電話番号です。

WeChat

WeChatは中国深セン市のテンセント社が開発した、中国のメッセンジャーアプリです。

WeChatを中国では「微信」と呼ばれており使用方法はLINEと大差はありません。

その導入方法もLINEと同じで

使用者が日本人の場合は、iphoneなどのAppleデバイスは「App Store」からダウンロード、Androidデバイスの場合は「Google play」からアプリをダウンロードです。

余談ですが同社の開発したアプリに「QQ」というのもあり、メッセージの授受が簡単で、これはWechat以前に開発されたものです。

「QQ日本版」というのもあり、特徴は通信環境があまり良くなくても、通信量が小さいので3G以前のGPRSの時代から皆に使われており、それでいてけっこう快適に通じます。

WeChatの良い点

中国人はもちろん、中国在住の日本人駐在員とその家族への普及率はほぼ100%です。

WeChatの不都合

日本に住む日本人はこのアプリを使っていません。

日本にいる連絡相手の人は、新たにアプリをスマホに入れる必要があります。

WeChatの注意点

暗証番号などプライベートなデータを含んだ字のメッセージ、または会社の業務に関わるデータなどの送信にWeChatを使用するのは止めましょう。

会社業務でデータ送信の場合は、サーバが日本にある会社のEメールを使用しますが、日本本社が用意したVPNアカウントまたは、自社の中国現地法人が用意したVPNアカウントをメールと同時使用する事が重要です。

マイクロソフトのフリーメール

中国からのEメール送受信でVPNなしの場合、マイクロソフトのフリーメールは通じるのですが、gmailは駄目です。

gmailというよりはgoogle全体が通じません。

そういえば中国のパスポートコントロールのPCは、自国のOSではなくWindowsを使っていました。

中国でLINEが使えないを、使えるにするVPN

中国の特別行政区に指定されている香港とマカオはその区域内において以前から2022年時点はKINEが通じています。

そのマカオに隣接する珠海市、または香港に隣接する深セン市からはじまり、その西方向や北方向、広州、上海、北京などが中国本土なのですが、これらはVPNなどの手立てなしでLINEは通じません。

理由は前記しましたが、それが国策だからです。

中国本土でどうしてもLINEを使う場合は「優良なVPN」を同時使用する必要があります。

中国でLINE、間違っている通説

「中国本土でLine使用は、香港SIMカードか日本SIMカードだったら大丈夫」

通じる時、駄目な時。両方あります。

ブロックしている側も一生懸命やってますから。

無料のVPNでLINE

無料のVPNは「App Store」や「Google play」にあります。

VPNアプリ(無料版、広告付き)の開発者側としては、アプリをダウンロードしてもらう事が目的ですので、推薦文に良いことばかりが書いてあります。

しかし自分で言うのは何ですが、実際に試した豊富な経験から言えば「VPNアプリ(無料版、広告付き)」は使えません。

正確に言えば「たまたま使える時もある」が「使えない時間帯が多すぎる」です。

あまりにも不安定なので、一時的に仕事に使ったとしても「本当に大丈夫か?」というセキュリティー上の不安が残ります。

出国前にVPNを導入。到着してすぐLINEを使える

良質なVPNは無料ではありませんが、それほど高いわけでもありませんのでVPN商品は後記します。

日本を出国する前に、スマホやPCにセットアップしてください。

中国において特に会社業務であればセキュリティー上、デバイスの電源OFFかまたは24時間VPNが稼働している事を推奨します。

セキュリティー上のリスク回避

もしもですが、この記事を見ていただいているあなたが、日本本社総務担当で中国に出張する社員を見送る立場だったり、あるいは中国支社の責任者ではないでしょうか?

VPNなしの中国ビジネスをしていないでしょうか?

それを単に「見過ごしていた」では、事故後の言い訳にもなりませんので、必要な人数分のVPNアカウントをすぐに導入する事をおすすめします。

特に公共wifiにはVPNが必要

念のための説明ですが、ネットにつなげる事(4G,5G,wifiなど)と、スマホやPCにVPNを導入する事は関係ありません。

しかし説明として

場所が日本でも、海外であっても、スターバックスやマクドナルドなどに公共wifiがあります。

公共Wifiを使用する際には、画面に注意通知が表示され(リスクに対し)同意ボタンを押した経験はどなたにもあるはずです。

このリスクに関しても自分いる地域や場所に関わらず、「優良なVPN」を同時使用していれば回避できます。

特に「公共wifi+会社業務」という状況であれば、日本・海外を問わずにVPNの稼働が必須というのは現代人の常識です。

海外出張に自分のモバイルWifi

LINEの事にはさておき、まずは中国に到着後のネットにつなぐ方法ですが、ホテルなどのwifiを除けば、以下になります。

日本のスマホ

海外旅行や海外出張の時に、日本の電話会社からのスマホで、海外にてデータローミングする事は、以前は請求料金が高すぎるので絶対に駄目とされていました。

しかし2022年時点においては多くの日本の電話会社も、基本料金の中に旅行を前提とした「海外データローミング」を組み込んでいます。

例としては、楽天モバイルで基本料金の中にひと月当たり、2GB海外データローミングが使用可能です。

これはもちろん無いよりは良いのですが、2GBという数字は足りないと言えば足りないです。

データ量的に充分とはいえません。

現地でSIMカード調達

中国での現地SIMカード調達の場合は、パスポートがあれば電話番号の口座を開設出来ます。

中国移動、中国聯通、中国電信の3社が、電信の三大運営商です。

市内に多数ある営業店舗にて、使用できるデータ量と料金をメニュー見て選んでください。

その際の電話番号の開設にあたり、中国の銀行口座またはクレジットカードに繋げる事を、お店の営業担当者からうけますが、しかし個人的には中国では金銭に関してのカード情報は入れたくないと思っています。

海外出張の前に日本でモバイルwifiを調達

モバイルwifiを日本で調達して、それを持って海外出張にでる。

この方法は出張者にとって分かりやすく安心な事と、複数の人間、日本のスマホやPCなど使い慣れた複数のデバイスを、同時使用できるというメリットがあります。

詳しくはリンク先を参照ください。

(PR)

中国WiFi「チャイナデータ」

VPNを使用。海外からの通信と日本での公共wifiのセキュリティ

中国でのVPN

中国のネット検閲システムは常に進化しています。

ウイキペディアのグレート・ファイアウォールを読んでみて下さい。

その壁は常に進化しているがゆえに、今使えるこのVPNが将来もOKという保証はありません。

中国に到着して、上記のようにネットにつなげる事と、優良なVPNの導入で、LINEだけではなく全体的に日本の環境に近づける事ができます。

そこで問題点は中国で「機能するVPN」なのですが2022年中期時点の評判で、日本の会社という前提においてVPN動作確認できたのは

(PR)×3

セカイVPN

スイカVPN

日本の固定IPでVPNできる【マイIP/マイIP ソフトイーサ版】

中国にてこれらの会社が使えたという口コミが多くありました。

時折安定しない場合があり、その時にサーバの変更ボタンを押して回復したという例もあったようです。

海外旅行と日本国内使用のVPN

共産圏や強力な軍事政権の国を除けば、海外にて日本人に実績のある日系会社のVPNは

(PR)Millen VPN が海外旅行と国内使用、安価・多用途で人気です。

でも上に記載の数社でも問題ありません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました