SNS、動画サイトなどの閲覧規制の事は、中国に行く機会が無い人にとっては「えー。知らなかった」という人も多いです。
卓球で活躍している伊藤美誠選手や平野美宇選手が、もっと若い時というか子供に近い時に、中国で遠征トレーニングしていて、その様子がTVドキュメンタリーになっていたのですが、「LINEが通じない~~!」と焦っていました。
彼女らにとっては大問題です。
TVを見ていた私は
「周りの大人たちは、どうして事前に教えてあげないんだろう?」
とそう思っていました。
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中国に駐在
中国に駐在で住む。
その家族だから一緒に住む。
子供は現地の日本人小学校、日本人中学校に行って友達ができる
お母さんはPTAや同じマンションの日本人お母さん同士のおつきあいがある
こういったコミニュケーションがあり、中国に住む駐在員やその家族にとっては、この規制は絶対に解決すべき課題になっています。
中国支社や現地法人がある会社側の立場として
本社の総務担当者や現地法人の責任者であれば、この規制問題が良く分かっているかといえば、「その会社によって違う」というのが実際のところです。
大手商社などは歴史があり、研究もされているので問題ありません。
彼らは良く分かっており、駐在員とその家族へのこの規制対処メニューもあります。
現地法人としての問題
中小規模の会社だけど、「自社独自のとても良い技術」を持っている。
その良い技術を持って、海外に来ている
そういう日系の会社は現地に多いのですが
法人として考えた場合、表題に書いたSNSや動画サイト見れない問題というよりは「全体的なセキュリティー問題」です。
その本社の海外担当役員、または現地法人の責任者は「セキュリティー問題」の事を分かっているようで分かっていないという例は非常に多いです。
現地法人に電話線引いたり、携帯電話の手配、事務所内のネットワーク設置、そういうことは雇用した日本語を話す現地スタッフに一切を任せているというパターンが多くあります。
しかし本当はこのようなセキュリティに関連するようなセッティングは、スタッフが決めて発注するのではなく、例えば引き先の銀行(日系)や、現地の日本商工会議所など信頼できる筋から紹介を受けた業者さんに、自分が直接依頼して構築してもらった方が後々良い結果が出ますし、帰国の場合は次の日本人担当への引継ぎもスムースです。
平時は、職場でも家庭でも、常にネットに繋がっているデバイスが多いでしょうし、通信内容や前記した「自社独自のとても良い技術」がだだ洩れにならないよう、VPNはもちろん、どのように保全したら良いかを、専門家の日本人から直接にアドバイスを受けると良いでしょう。
本社から現地法人への出張者
もし貴方が「重要な仕事のデータを持ち歩いている」という認識がありましたら
・自分のデバイスにはVPNを常に設置
・ホテルのWiFiは使わない
・スターバックス(中国にもあります)などの公共wifiは使わない
日本から持ってきた「日本のスマホからデータローミング」または「対策済みモバイルwifi」の使用を推奨です。
駐在員の私生活、その家族
駐在員の私生活、その家族の場合は、このページの表題通りSNSや動画見れない問題になるはずです。
携帯電話や自宅wifiの手配は、会社の同僚の人たちや、業者さんが紹介してくれるはずです。
中国に旅行者として
以下にネットに繋げることを記載しましますが、中国にて日本人が使うSNSや動画へのアクセスは、いずれにしてもVPNの同時稼働が必須です。
短期旅行だから、海外データローミングに関して
ネット上に「日本のスマホで海外データローミングは駄目」
「恐ろしい金額の請求が来る」
という記事はとても多いのですが
この意見は以前は正しかったのですが、今は間違いです。
業界の状況が以前とは変わりました。
2022年時点におきましては日本の電話会社各社が「海外データローミングを商品化」しています。
自分の電話会社の海外データ通信システムをチェックしてみて選択してください。
楽天モバイル
・海外指定66の国と地域: 0円(国内高速データ容量から消費)
・その他の国と地域:ご利用できません
66の国というのは、公式ホームページに国リストが公開されていますが、中国も含め日本人が行きそうな国がほぼ網羅されています。
(高速データ容量から消費)の意味は、日本でのデータ消費と同じ解釈です。
楽天モバイルは2022年6月時点は海外データローミングの容量が、日本国内消費のデータ量と同様の扱いになり、2GBが基本料金に含まれます。
その2GBを超えると、通信速度が最大128kbpsにグレードダウンされます。
しかし海外ローミングにて通常の速度を維持する目的で、データ容量を追加したい場合は、500円/1GBでデータチャージ可能ですので、選択幅があり旅行者や出張者にとって使いやすい設定です。
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ahamo
ahamoはNTTドコモが2021年3月26日に導入した携帯電話の廉価版料金プランの名称です。
ahamoは海外データローミングに関し、HP表紙に「海外データ通信20GBまで無料」と記載しています。
国内の契約で20GB/月の流量で2,970円/月(税込み)なのですが、上の無料という意味は、海外データ通信であっても特別な課金はせず、国内と同様に扱うという意味です。
※ 当月の利用可能データ量を超えた場合、通信速度が送受信時最大1Mbpsとなります。
この但し書きはahamoHPに記載されているのですが、データ量を超えた場合の「通信速度が送受信時最大1Mbps」というのはかなり良心的です。
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海外旅行でも通信量を大きくしたい
・1人ではなく、家族や友人など何人かいる
・だから同時使用したいPC、スマホなどデバイスが増える。
・通信量を増やしたい
このような方は日本で「海外用(または中国用)のモバイルwifi」を調達しましょう。
VPN
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日本の固定IPでVPNできる【マイIP/マイIP ソフトイーサ版】
日本のスマホで海外データローミング
楽天モバイルの海外ローミング(データ通信)ご利用方法
ahamoの海外ローミング(データ通信)ご利用方法
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