中国に出張に行く、あるいは中国駐在になった。
出張であれば全日程を、駐在であれば当初の一定期間を、日本で購入したスマホを使用したい。
それができるかどうかを調べる方法をお知らせします。
まずは自分が持つスマホが受信できる周波数帯と、中国の通信社の周波数帯が重なる必要があります。
以下に「中国携帯電話キャリアの周波数帯」と日本で購入するスマホと通信事業者に関しての資料(総務省PDFリンク)とiPhone公式サイト5GとLTE対応表リンクを記載しましたので参照ください。
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中国携帯電話キャリアの周波数帯
中国移動(China Mobile)
中国聯通(China Unicom)
中国電信(China Telecom)
中国広電(China Broadcast Network)
以上の4社ですが「中国広電」は新しい会社です。
電話会社 | GSM/3G 4G/5G | 周波数 |
---|---|---|
中国移動 中国聯通 | GSM | 900MHz 1800MHz |
中国電信 | CDMA | 850 MHz |
中国聯通 | WCDMA (3G) | 2100 MHz |
中国移動 | TD-SCDMA | 1.9GHz 2GHz |
中国電信 | 3G/4G | 850 MHz |
中国電信 中国聯通 | 4G LTE | 1800MHz (Band 3) |
中国移動 | 1.9 GHz (Band 39) | |
中国移動 中国聯通 中国電信 | 2.3 GHz (Band 40) | |
中国移動 中国聯通 中国電信 | 2.5 GHz (Band 41) | |
中国電信 中国聯通 | 5G | 3.5 GHz (n78) |
中国移動 | 2.6 GHz (n41) | |
中国広電 | 4.9GHz (n79) |
日本で購入した、自分のスマホの周波数帯
PDF資料です。
このリンク先を参考にしてください。
手持ちのスマホの周波数を調べて、上記中国の通信業者の周波数に対応しているかどうかを調べてください。
iPhone
多数回の経験的にはどの時代も、現地のSIMを刺してiPhoneは問題ありませんでした。
しかし念のため、
5GとLTE。あなたの国と地域に最適なiPhoneはこちらです。
このリンク先で調べてみて下さい。
Android OSのスマホ
経験的にですがiPhoneは問題になったケースは聞かないのですが、Android OSのスマホが通じないときがけっこうあります。
こういう書き方で申し訳ありませんが、「日本メーカーの安いスマホ」に通じないパターンが多くありました。
上記しました「総務省PDF資料」またはメーカーサイトにて調査お願いします。
VoLTEをONにする
これをしないと通じないときがあります。
iPhoneではなくAndroidスマホの場合ですが、以下の作業をしてください。
[設定]>[モバイルネットワーク]
>VoLTEをONにする
または
[設定]>[モバイルネットワーク]
>SIM1またはSIM2を選択(使用しているSIMカード)
>VoLTEをONにする
iPhoneとAndroidデュアルSIMの便利さ
海外駐在や出張にiPhoneはほぼ世界中に使えるので、もちろんそれを推薦することになるのですが、自分個人的には、Android Dual SIMの便利さを長年享受していました。
いつも2枚のSIMカードは異なる国の物です。
SIM1は自分が住む国。
そして海外の相手にとって便利な電話番号をSIM2(現地SIM)としていました。
親しい関係であればLINEやWeChatもアリなのですが、名刺を交換するような関係も多いからです。
相手に海外の自分に電話してくださいと言うよりは、相手にとって「地元の電話番号にダイヤルすれば自動転送されますから直ぐに連絡取れます」という方が親切だったからです。
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「無線通信会社: すべてのネットワーク接続業者」と記載されているスマホがおすすめです。
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中国出張に、日本人必須のVPNサービス。ネット規制のSNS、動画サイトが使える
上の関連記事を参照ください。
いつも使っているLINEなどですが、中国は国特有のネットの規制があって通じないことが良くあります。
このような国や地域特有の問題にはVPN(通信アプリ)を入れて、自分は中国にいるけどVPNアプリ設定は「日本」(その他の国もOK)にするとLINEなどが使用できます。
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あれこれと考えているうちに中国旅行や、中国出張の日が近づいてしまって、焦っているそういう時はいっそ、モバイルwifiを予約して出張に行ってしまうという方が簡単です。
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