金融AMLオフィサー[基本]

民間資格

金融AMLオフィサー[基本]を主催する日本コンプライアンス・オフィサー協会は、銀行業務検定協会の姉妹団体であり、金融機関によるマネー・ローンダリング等対策の周知・実現のための適切かつ継続的な研修等をサポートすべく、「AMLオフィサー認定試験」を公開試験とCBT方式試験にて実施しています。

  1. コンプライアンス・オフィサー認定試験の一覧
  2. 金融AMLオフィサー[基本]公開試験の概要
  3. 金融AMLオフィサー認定試験[基本]のCBT概要
  4. 対象者
  5. 難易度と合格率
  6. 取得するメリット
  7. 勉強方法
    1. 全体方針(最重要)
    2. 学習期間の目安
    3. STEP① 公式テキストは「読む」のではなく「拾う」(1~2日)
      1. 実行のポイント
      2. 拾うべき最重要項目
    4. STEP② 過去問・問題集を最優先(3~5日)
      1. 解き方のコツ
      2. 頻出テーマ(ここは必ず押さえる)
    5. STEP③ 「ひっかけ表現」だけ整理(1日)
      1. よくあるひっかけ
    6. STEP④ 試験直前の確認(前日)
      1. 前日にやること
      2. 覚えていればOKな最終チェック
    7. やらなくていい勉強(短期合格のため)
  8. 合格するポイント
    1. 合格への最短ルート
  9. 出題頻度が非常に高い重要論点
    1. ★★★ 最重要(ここで合否が決まる)
      1. 1. AML/CFTの基本概念
      2. 2. 犯罪収益移転防止法(犯収法)
      3. 3. 顧客管理(KYC/CDD)
      4. 4. 疑わしい取引の届出(STR)
      5. 5. リスクベース・アプローチ(RBA)
    2. ★★ 重要(頻出・取りこぼし注意)
      1. 6. 本人確認事項・確認方法
      2. 7. EDD(強化された顧客管理)
      3. 8. 取引モニタリング
    3. 9. FATF勧告
    4. ★ 出題されるが深追い不要
      1. 10. 組織体制・ガバナンス
      2. 11. 制裁・罰則の考え方
      3. 12. 海外送金・非対面取引
  10. 試験直前チェック用「合格ライン論点」
    1. 勉強のコツ(重要論点の使い方)
  11. 過去問、解答の一覧
  12. テキスト・問題集と解説(PR)
  13. 関連資格

コンプライアンス・オフィサー認定試験の一覧

日本コンプライアンス・オフィサー協会主催による各資格は以下の種類です。

金融コンプライアンス・オフィサー1級
金融コンプライアンス・オフィサー2級
保険コンプライアンス・オフィサー2級
JAコンプライアンス3級
金融個人情報保護オフィサー2級
金融AMLオフィサー[基本]
金融AMLオフィサー[実践]
CBT金融AMLオフィサー[基本]
CBT金融AMLオフィサー[実践]
CBT金融AMLオフィサー[取引時確認]
社会人コンプライアンス検定試験(CBT方式)
CBT金融コンプライアンス・オフィサー2級

金融AMLオフィサー[基本]公開試験の概要

出題形式三答択一マークシート式
 50問 (各2点)
科目構成マネー・ローンダリングの基本知識
マネー・ローンダリングと取引時確認
マネー・ローンダリングと
疑わしい取引の届出制度
マネー・ローンダリングと
リスクベース・アプローチ
合格基準満点の70%以上
(試験委員会にて最終決定)
試験時間90分 試験開始後60分間
終了前10分間は退席禁止
主催日本コンプライアンス・オフィサー協会
〒162-8464
東京都新宿区市谷本村町3-21
TEL.03-3267-4826
FAX.03-3267-4998

または
経済法令研究会 検定試験運営センター
金融AMLオフィサー[基本]。公開試験の概要

金融AMLオフィサー認定試験[基本]のCBT概要

試験名金融AMLオフィサー認定試験[基本]
営業店の一般職員・パート職員を対象に
マネー・ローンダリングの基礎知識の
習得程度、ならびに営業店実務対応
取引時確認、疑わしい取引の届出等の
適合性を判定、認定いたします。
受験資格どなたでも受験可能
再受験規約何件でも受験予約可能
出題形式CBT三答択一式50問90分
試験内容マネー・ローンダリングの基礎知識  
マネー・ローンダリングと取引時確認  
マネー・ローンダリングと
疑わしい取引の届出制度  
マネー・ローンダリングと
リスクベース・アプローチ 
会場全国の共通会場(テストセンター)
にて実施
申込方法<個人申込>
インターネット受付のみ
申込日より3日目以降
(例:10日申込の場合13日以降)の
予約が可能
CBTS受験者専用サイト

<団体申込>
㈱経済法令研究会 検定試験運営センター
03-3267-4821 までお問合せください。
受験票受験票の発送はありません。
予約完了時の確認メールにて試験日程・
会場のご案内、および注意事項を
明記しておりますので、必ず確認く。
当日について持ち物
本人確認証
合格基準各70点
結果発表即時判定。
試験終了後に、全受験者に
・ スコアレポート
・出題項目一覧が配布されます。
受験日の翌日以降、合格者は
マイページから合格証書を
ダウンロード。
試験後の手続なし
主催日本コンプライアンス・オフィサー協会
〒162-8464 東京都新宿区市谷本村町3-21
TEL.03-3267-4826
FAX.03-3267-4998
金融AMLオフィサー認定試験[基本]のCBT概要

対象者

  • 銀行・信用金庫・証券・保険などの金融機関職員
  • AML/CFT担当に初めて配属された方
  • コンプライアンス部門・営業現場で最低限のAML知識が必要な方

難易度と合格率

2019年6月から2025年10月の期間において金融AMLオフィサー[基本] の合格率は57.99%から92.03%、試験の難易度としては偏差値表示で38が目安です

試験日受験者数合格者数合格率
2025年10月
(第66回)
1,7781,24369.91%
2025年3月
(第64回)
1,29575157.99%
2024年10月
(第63回)
1,9381,24764.34%
2024年6月
(第62回)
1,43284458.94%
2024年3月
(第61回)
1,8081,34974.61%
2023年10月
(第60回)
2,3101,36559.09%
2023年6月
(第59回)
1,9641,30266.29%
2023年3月
(第58回)
1,8931,26066.56%
2022年10月
(第57回)
2,2411,69575.64%
2021年10月
(第54回)
1,5461,16275.16%
2021年6月
(第53回)
1,4641,22283.47%
2021年3月
(第52回)
1,8011,45180.57%
2020年10月
(第51回)
3,2512,99292.03%
2019年10月
(第48回)
3,1502,70885.97%
2019年6月
(第47回)
3,4402,76380.32%
金融AMLオフィサー[基本] 難易度/合格率

取得するメリット

  • AML/CFTに関する基礎理解を客観的に証明できる
  • 金融庁検査・内部監査対応の共通言語を身につけられる
  • 上位資格(AMLオフィサー[実践]など)へのステップになる

勉強方法

金融AMLオフィサー[基本]の勉強方法について以下に述べます。

銀行いい女
銀行いい女

勉強方法!

全体方針(最重要)

「全部理解しようとしない」→「出る論点だけを確実に取る」

AML[基本]は

  • 法令・用語の定義問題
  • 実務フローの理解問題が中心。
  • 条文暗記や深掘りは不要。

学習期間の目安

受験者タイプ目安期間
金融機関勤務・検定経験あり5~7日
初学者10~14日
金融AMLオフィサー[基本]の勉強時間

STEP① 公式テキストは「読む」のではなく「拾う」(1~2日)

実行のポイント

  • 公式テキストを最初から熟読しない
  • 次のポイントだけにマーカーを引く

拾うべき最重要項目

  • 用語定義
    • マネー・ローンダリング
    • テロ資金供与
    • KYC/CDD/EDD
    • STR(疑わしい取引の届出)
  • 法令名+目的
    • 犯罪収益移転防止法
    • FATF勧告(何を求めているか)
  • 実務フロー
    • 口座開設時 → 継続的顧客管理 → 取引モニタリング → 届出

☆「なぜ必要か」まで理解できればOK

STEP② 過去問・問題集を最優先(3~5日)

重要度:★★★★★(合否を分ける)

解き方のコツ

  1. まず一気に1回分解く(時間無視)
  2. 間違えた問題だけ、テキストに戻る
  3. 正解肢よりも
    **「なぜ他が誤りか」**を見る

頻出テーマ(ここは必ず押さえる)

  • KYC・CDD・EDDの違い
  • 疑わしい取引の判断基準
  • 届出義務の主体・タイミング
  • 形式的本人確認 vs 実質的支配者
  • リスクベース・アプローチの考え方

・過去問2~3周で合格圏

STEP③ 「ひっかけ表現」だけ整理(1日)

AML[基本]は言い回しの違いで落としに来ます。

よくあるひっかけ

  • 「必ず行う」vs「リスクに応じて行う」
  • 「すべての取引」vs「疑わしい取引」
  • 「営業店の判断」vs「組織としての対応」

☆間違えた選択肢だけミニノート or 付箋にまとめる

STEP④ 試験直前の確認(前日)

前日にやること

  • 新しい問題には手を出さない
  • 過去問で間違えた問題だけ再確認
  • 用語定義を音読

覚えていればOKな最終チェック

  • AML/CFTの目的
  • 犯罪収益移転防止法の趣旨
  • 疑わしい取引届出の流れ

やらなくていい勉強(短期合格のため)

✕ 条文番号の暗記
✕ 海外事例の深掘り
✕実践レベルのシナリオ分析

合格するポイント

  • テキスト30%・問題集70%
  • 「理解7割、割り切り3割」
  • 完璧主義にならない

合格への最短ルート

テキスト拾い読み → 過去問反復 → ひっかけ整理
これだけで十分合格可能です。

出題頻度が非常に高い重要論点

銀行いい女
銀行いい女

ここが重要!

以下は、金融AMLオフィサー[基本]で「毎回のように出る」「落とせない」
出題頻度が非常に高い重要論点一覧です。
※短期合格を前提に、**優先度順(★~★★★)**で整理しています。

★★★ 最重要(ここで合否が決まる)

必ず正解できるレベルまで仕上げる

1. AML/CFTの基本概念

  • マネー・ローンダリングの定義
  • テロ資金供与の定義
  • なぜ金融機関に対策義務があるのか

☆ **「犯罪収益の移転防止」「国際的信用維持」**がキーワード

2. 犯罪収益移転防止法(犯収法)

  • 法の目的
  • 規制対象となる取引
  • 金融機関の義務の全体像

☆条文暗記不要、趣旨理解が重要

3. 顧客管理(KYC/CDD)

  • KYC(顧客確認)の意味
  • CDD(顧客管理)の範囲
  • 継続的顧客管理の考え方

「一度確認して終わり」ではない

4. 疑わしい取引の届出(STR)

  • 届出義務者は誰か
  • 届出が必要となる判断基準
  • 届出先(公安委員会経由)

☆ 「犯罪と確定していなくても届出」

5. リスクベース・アプローチ(RBA)

  • 一律対応ではない理由
  • リスク評価の考え方
  • 高リスク取引への対応強化

☆ AML[基本]の思想の中核

★★ 重要(頻出・取りこぼし注意)

6. 本人確認事項・確認方法

  • 個人/法人で異なる確認事項
  • 実質的支配者の確認
  • 取引目的の確認

☆ 「形式的確認」との違いに注意


7. EDD(強化された顧客管理)

  • EDDが必要となるケース
  • 通常のCDDとの違い

☆高リスク顧客・取引がキーワード

8. 取引モニタリング

  • モニタリングの目的
  • どのような取引が対象か
  • システムと人の役割分担

☆ 「全件」ではなく「リスクに応じて」

9. FATF勧告

  • FATFの役割
  • 勧告が国内制度に与える影響
  • 日本が評価対象であること

☆ 国際基準=法令の背景

★ 出題されるが深追い不要

10. 組織体制・ガバナンス

  • AML責任者の役割
  • 研修・内部規程の整備

11. 制裁・罰則の考え方

  • 行政処分の目的
  • 刑事罰との違い

☆ 重さより「なぜ必要か」

12. 海外送金・非対面取引

  • リスクが高い理由
  • 管理強化が求められる背景

試験直前チェック用「合格ライン論点」

最低限、次が説明できれば合格圏です。

  • AML/CFTとは何か
  • 犯収法の目的
  • KYC・CDD・EDDの違い
  • 疑わしい取引届出の考え方
  • リスクベース・アプローチ

勉強のコツ(重要論点の使い方)

  • ★★★:過去問で100%正解
  • ★★:8割取れればOK
  • ★:捨てても合格可能

過去問、解答の一覧

約10年分の銀行業務検定試験とコンプライアンス・オフィサー認定試験の公開試験のページで、正解表へのリンクです。

テキスト・問題集と解説(PR)

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