高圧ガス保安法に基づき実施される国家試験「高圧ガス製造保安責任者試験」には、種別ごとに免状が交付されます。その中で本ページが扱うのは 丙種化学(特別試験科目)責任者免状です。
試験の特徴として、全科目受験者の合格率と講習を受講・修了して科目免除による受験者の差がかなり激しいことです。その詳細データは書きしましたので参照してください。
試験概要
| 項目 | 公式情報 |
|---|---|
| 試験名 | 高圧ガス製造保安責任者試験 丙種化学(特別試験科目) 責任者免状に係る試験 |
| 試験地 | 各都道府県にて決定される (都道府県知事試験として実施) |
| 申込期間 | 例年8月下旬~9月上旬 |
| 試験日 | 例年11月第2日曜日 (令和7年度の実績11月9日) |
| 受験資格 | 年齢・学歴・実務経験等の制限なし (どなたでも受験可能) |
| 受験料 | 電子申請:9,800円 書面申請:10,300円 (非課税、令和7年度実績) |
| 試験方式 時間 | 全科目 択一式 法令・保安管理技術・学識の 3科目 |
| 試験内容 | ・高圧ガス保安法に係る法令 (択一式:20問/60分) ・ 高圧ガスの製造 冷凍のための製造を除外 に必要な基礎的な 保安管理の技術 択一式:20問/90分 ・ 高圧ガスの製造に必要な 基礎的な応用化学 及び基礎的な機械工学 択一式:20問/120分 |
| 合格基準 | 60%以上の正答率を基準 この基準は主催者による調整あり |
| 免除条件と 免除科目 | 指定講習 高圧ガス製造保安責任者講習の 修了により一部科目免除制度あり (講習修了証取得者) |
| 主催 | 公益社団法人高圧ガス保安協会 試験・教育事業部門 〒105-8447 東京都港区虎ノ門4-3-13 電話:03-3436-6102 |
| テキスト 参考書 過去問 問題集 | (PR) 公式サイトに以下の書籍が記載あり ・必須テキスト・Amazon 高圧ガス保安法規集 高圧ガス保安法概要(甲乙丙特編) 初級 高圧ガス保安技術 ・推奨テキスト・Amazon 丙種化学試験問題集 特別試験科目 よくわかる計算問題の解き方- 高圧ガス丙種·乙種用 |
合格率
近年の合格率と難易度/偏差値、丙種化学(特別試験科目)
全科目受験者と科目免除がある受験者の結果における差が激しいのですが、それらを総合して高圧ガス製造保安責任者試験、丙種化学(特別試験科目)の合格率は38.8%から56.1%です。
しかし現実的な数字として
令和3年から令和6年の期間、高圧ガス 丙種化学(特別)責任者試験、全科目受験の合格率は17.1%から25.2%であり、同期間で科目免除者の合格率は69.9%から90.1%で想定される難易度は偏差値表示で47程度です。
| 試験年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 2024年 令和6年 | 4,751 | 2,019 | 42.5% |
| 2023年 令和5年 | 4,937 | 2,771 | 56.1% |
| 2022年 令和4年 | 4,926 | 2,657 | 53.9% |
| 2021年 令和3年 | 4,752 | 2,502 | 52.7% |
| 2020年 | 3,400 | 1,320 | 38.8% |
| 2019年 | 5,245 | 2,718 | 51.8% |
| 2018年 | 5,517 | 3,016 | 54.7% |
※全科目受験数と科目免除受験者数を合計した「合計の数字」を採用しています。
科目別の合格率
全科目受験なのか、科目免除を使うのかで合格率が大きく変わります。
| 令和6年度 丙種化学(特別)・種別 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 全科目受験 | 2,466 | 421 | 17.1% |
| 科目免除 | 2,285 | 1,598 | 69.9% |
| 計 | 4,751 | 2,019 | 42.5% |
| 令和5年度 丙種化学(特別)・種別 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 全科目受験 | 2,556 | 625 | 24.5% |
| 科目免除 | 2,381 | 2,146 | 90.1% |
| 計 | 4,937 | 2,771 | 56.1% |
| 令和4年度 丙種化学(特別)・種別 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 全科目受験 | 2,679 | 675 | 25.2% |
| 科目免除 | 2,247 | 1,982 | 88.2% |
| 計 | 4,926 | 2,657 | 53.9% |
| 令和3年度 丙種化学(特別)・種別 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 全科目受験 | 2,546 | 529 | 20.8% |
| 科目免除 | 2,206 | 1,973 | 89.4% |
| 計 | 4,752 | 2,502 | 52.7% |
科目免除
免除される科目は:
- 保安管理技術
- 学識
免除の条件として
- 丙種化学特別講習の講習修了証
- 代替として、昭和51年2月22日〜平成7年3月31日 の間に受講した 製造第四講習の講習修了証 も有効とされる
免除後の受験科目:法令
講習の受講(科目免除受験者になる前提)
公式サイト「講習・検定」を参照してください。
その上で同じく公式サイト「試験科目一部免除制度」を見て自分か受験部分のリンク先に進む。
この方法で良いでしょう。
丙種化学(特別試験科目)責任者の選任範囲
丙種化学(特別試験科目)責任者免状は、石油化学コンビナート等製造事業所、充てん事業所、天然ガススタンド等において、製造に係る保安の実務的な業務を行う方に必要な資格で、高圧ガスの種類及び製造施設の規模については制限を受けませんが、この資格は保安係員のみに選任され、高圧ガスの製造施設に関する保安に携わることができます。
| 丙種化学(特別) | |
| 保安技術管理者 | × |
| 保安主任者 | × |
| 保安係員 | 〇 |
| 販売主任者 | × |
| 移動監視者 | 〇 |
| 取扱主任者 | 〇 |
| 容器検査主任者 | 〇 |
丙種化学(特別試験科目)責任者の選任範
○:選任可、×:選任不可
勉強時間
丙種化学(特別)を受験するための勉強時間は下記の「勉強方法」採用した場合40時間から60時間が目安になります。
独学の勉強方法
全科目受験を前提として、以下内容です。
出題傾向
丙種化学(特別試験科目)責任者の試験内容は「初級 高圧ガス保安技術」をベースにする出題ですが、それを意識せずとも事実上の出題は、過去問の焼き直し(言い換え、書き変え)です。そして法令に変化があった場合は、その点のおいては出題確率は高まります。
過去問の反復法による勉強方法
合格基準は60%前後の正答率を基本とする「絶対評価」ですので、結局のところ初見の問題集で全科目を常に70点以上キープできれば全科目受験でも、ほぼ合格でしょう。
・毎日1回または2回分の過去問を実行
・自己採点+解説文の熟読
・開始当初の点数の悪さは気にしない
・間違いの部分を専用ノートに要点書き
・過去問は1周ではなく何度も周回し、毎回満点になるまで続ける
・通勤・通学時間は電子書籍を利用
1. 反復周回で満点を維持できた、その時点で初見の過去問、または模擬問題集を実行し採点する。
2. まずは70%正答率を合格基準と仮定して合否の判断してみてください。
3. そしてもし点数が足りない場合は同じことを継続してください。
4.最終的には初見の問題を80%正答率で目指してください。
公式サイトからの推薦書(PR)
以下はいずれも要最新版ですので、その時点の年度(3月末〆)に合わせて購入ください。そして公式サイトでも購入でき、表紙の写真と第〇次改訂版の事も掲示されています。
・必須テキスト・Amazon
・推奨テキスト・Amazon
過去問・問題集・テキスト・講座 (PR)
・楽天ブックス:
高圧ガス 丙種化学 特別の参考書、過去問&問題集 電子書籍(スマホとPC)

お得な楽天Kobo
Amazon:

Amazonの電子書籍です。
・Amazonが提供するKindle Unlimited 全てのジャンル200万冊以上が読み放題初めての利用は30日間の無料体験
・JTEX,40年の実績。利用企業40,000社以上。受講者数200万人突破。
・あらゆる資格の取得に。安く、楽に、高い合格率
=>「スタディング」のコース一覧やキャンペーン情報、無料お試しはコチラ!
関連リンク
丙種化学(特別試験科目) 高圧ガス製造保安責任者



コメント