エネルギー管理士。免状取得方法は、試験に合格または研修を修了。

国家資格

エネルギー管理士は、「エネルギーの使用の合理化等に関する法律(省エネ法)」第51条に基づいて設けられている国家資格です。
同条では、エネルギー管理士免状について、次のいずれかに該当する者に対し、経済産業大臣が交付すると定めています。

一つ目は、エネルギー管理士試験に合格した者です。
二つ目は、試験合格者と同等以上の学識および経験を有すると経済産業大臣が認定した者であり、免状の交付手続は経済産業省令により定められています。

この規定により、エネルギー管理士免状の取得方法は、
① エネルギー管理士試験に合格する方法
② 国が定める研修等を修了し、同等の学識・経験があると認定される方法
の二つが制度上用意されています。

また、省エネ法の目的規定では、エネルギーの使用の合理化を推進するため、工場や事業場において必要な管理措置を講ずることが求められています。
特に、一定規模以上のエネルギーを使用する工場等については、エネルギー管理の中核となるエネルギー管理者を、エネルギー管理士免状の交付を受けている者の中から選任し、その業務を管理させることが定められています。

このように、エネルギー管理士は、省エネ法に基づくエネルギー管理体制の中で、実務上も明確に位置づけられた資格です。

エネルギー管理士試験は、熱分野と電気分野のいずれかを選択して受験する方式となっています。
一方で、交付されるエネルギー管理士免状自体には、熱分野・電気分野といった専門区分の別は設けられていません。

そのため、熱分野で試験に合格してエネルギー管理士免状を取得した場合、改めて電気分野の試験を受験する必要はありません。
同様に、電気分野で免状を取得した後に、熱分野を受験し直す制度上の要件もありません。

エネルギー管理士免状は、分野にかかわらず一つの免状として交付される資格です。

試験概要|エネルギー管理士

項目内容(令和7年度実績・制度ベース)
申込み

期間
郵送申込み(受験願書付払込取扱票)
またはインターネット申込みが可能。
実績として
令和7年度は4月7日〜6月23日が
受付期間。
試験日実績として
令和7年度は8月3日に実施。
例年は7月下旬〜8月上旬の日曜日
試験地全国複数都市で実施
例:北海道・宮城・東京都・
愛知・富山大阪・広島・香川・
福岡・沖縄。
試験会場は受験票にて通知される。
受験資格制限なし
(特定の学歴・職歴要件なし)。
どの分野を選択しても受験可能。
出題形式

時間
筆記(マークシート方式)。
試験は4科目構成
必須基礎+選択分野3科目
科目構成

内容
■ 試験方式
多肢選択式(マークシート方式)
※熱分野・電気分野の
いずれか一方を選択して受験

【熱分野】
(課目1 → 2 → 4 → 3 の順で実施)
課目I:エネルギー総合管理および法規
   (80分)
課目II:熱と流体の流れの基礎
    (110分)
課目IV:熱利用設備およびその管理
    (110分)
課目III:熱量と燃焼(80分)

【電気分野】
(課目1 → 3 → 4 → 2 の順で実施)
課目I:エネルギー総合管理および法規
   (80分)
課目III:電気設備および機器
    (110分)
課目IV:電力応用(110分)
課目II:電気の基礎(80分)
免除科目

条件
科目合格制度あり。
合格科目は3年以内の再受験時に
免除可能。
旧制度の熱管理士または
電気管理士保有者は
条件付きで一部科目免除対象あり。
合格基準各科目ごと配点の60%以上が基準点
必須基礎および選択分野の
全科目合格が必要。
受験料17,000円(非課税)。
※旧制度免状保有者の移行措置で
10,000円の場合あり(条件あり)
合格発表合否通知書は
例年9月中旬〜下旬頃発送。
公式サイトでも番号等公表あり。
テキスト
過去問
問題集
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主催者一般財団法人
省エネルギーセンター(ECCJ)
〒104-0031
東京都中央区京橋1-7-1
TEL:03-5439-4977
(試験・講習本部)
エネルギー管理士の試験概要

エネルギー管理士試験の合格率と難易度

2019年から2025年の期間、エネルギー管理士試験の合格率は32.1%から37.8%であり、想定される難易度は偏差値表示で57です。

試験受験者数修了者合格率
2025年8,3002,78333.5%
2024年8,5583,15036.8%
2023年8,1373,07437.8%
2022年7,7667,76633.9%
2021年7,7212,48032.1%
2020年7,7072,82836.7%
2019年9,8303,20732.6%
エネルギー管理士試験の合格率

エネルギー管理研修 研修概要

申込み

研修期間
令和7年度実績として
①仮申込ネット入力:
令和7年7月4日~9月29日
②研修受講資格審査書類提出:
令和7年7月4日~10月10日当日消印有効
なお、料金別納郵便及び
料金後納郵便で申込の場合は、
受付期間内に到着のみ有効。

研修期間(令和7年度)
講義受講期間:
令和7年9月17日〜令和7年12月5日
修了試験日:令和7年12月14日(日)
※ 講義受講は講義受講期間内
であればオンラインで場所・時間を
問わず視聴可能。講義受講期間
終了までに全課程を受講しないと
修了試験を受験できません。

研修受講料
研修の受講料:70,000円(非課税)。
ただし、前回の科目合格した方
(以下「修了試験課目合格者」という。)
が、不合格の課目についてのみの研修は、
50,000円(非課税)。
受講資格エネルギー管理に関する実務に
3年以上従事し、エネルギー管理者
として必要とされる知識および
技術的素養を、実務経験を通じて
既に一定程度有している者。
研修研修 1時限は40分です。
講義課目

・熱分野専門区分エネルギー
 総合管理および法規:9時限
・熱と流体の流れの基礎:16時限
・燃料と燃焼:7時限
・熱利用設備およびその管理:18時限
・電気分野専門区分エネルギー総合
 管理および法規:9時限
・電気の基礎:6時限
・電気設備および機器:12時限
・電気応用:23時限
講義内容必須基礎区分の講義および、
選択した専門区分
(熱分野または電気分野)の
全講義課目を受講する構成。
研修実施
方法
講義および修了試験により実施。
詳細な実施形態(配信・会場等)は
年度ごとに定められる。
修了試験研修の修了試験

熱分野
課目I :80分。エネルギー総合管理および法規
課目IV:90分。 熱利用設備およびその管理
課目II :110分。熱と流体の流れの基礎
課目III:80分。熱量と燃焼

電気分野
課目I :80分。エネルギー総合管理および法規
課目II:90分。電気の基礎
課目IV :110分。電力応用
課目III:80分。電気設備および機器
課目合格
制度
修了試験には課目合格制度があり、
一部課目に合格した場合、
翌年度に限り合格済課目の
修了試験および当該課目の
講義受講が免除される。
研修修了
の扱い
各課目60%以上の正答率で
課目合格。4課目全てに合格で
エネルギー管理士試験合格
免状交付研修修了者が資源エネルギー庁に
認定申請書を提出することで、
エネルギー管理士免状が交付される。
交付される
免状
省エネ法に基づくエネルギー管理士免状
熱分野・電気分野の区分は付されない
(免状は1種類)。
研修修了

試験合格

研修修了による免状取得は、
試験合格とは別の独立した
取得ルートとして位置づけ。
過去問

解説
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主催

実施
一般財団法人
省エネルギーセンター(ECCJ)

研修(エネルギー管理研修の修了試験)の合格率と難易度

2019年から2024年の期間、エネルギー管理士研修(エネルギー管理研修の修了試験)の合格率は54.8%から67.1%で難易度は偏差値表示で57です。

講習受験者数修了者合格率
2024年1,04954251.71%
2023年97065167.1%
2022年92456661.3%
2021年92056361.2%
2020年86856665.2%
2019年1,06758554.8%
エネルギー管理士、研修(修了試験)の合格率

エネルギー管理士試験「受験の手引」(受験願書)取り寄せ方法  

●「受験の手引」配付機関●

機 関 名住 所















エネルギー
管理試験・
講習本部
試験部
〒108-0023
東京都港区芝浦二丁目11番5号
五十嵐ビルディング
(03)5439-4970
北海道支部〒060-0001
札幌市中央区北一条西二丁目2番地
北海道経済センタービル
(011)271-4028
東北支部〒980-0811
仙台市青葉区一番町三丁目7番1号
電力ビル本館
(022)221-1751
東海支部〒460-0002
名古屋市中区丸の内三丁目23番28号
イトービル
(052)232-2216
北陸支部〒930-0004
富山市桜橋通り5番13号
富山興銀ビル
(076)442-2256
近畿支部〒550-0013
大阪市西区新町一丁目13番3号
四ツ橋KF ビル
(06)6539-7515
中国支部〒730-0012
広島市中区上八丁堀8番20号
井上ビル
(082)221-1961
四国支部〒760-0023
高松市寿町二丁目2番10号
高松寿町プライムビル
(087)826-0550
九州支部〒812-0013
福岡市博多区博多駅東一丁目11番5号
アサコ博多ビル
(092)431-6402
公益社団法人
沖縄県工業連合会

〒901-0152 那覇市字小禄1831番地1
沖縄産業支援センター
(098)859-6191

※ 郵送での取り寄せは終了しました。

※ 「受験の手引」をご覧になりたい方は、Web版をご覧いただくか、上記の「受験の手引」配布機関へ直接お越しください。

エネルギー管理研修所稿の手引き

経済産業大臣指定試験機関
一般財団法人 省エネルギーセンター

〒108-0023
東京都港区芝浦2-11-5 五十嵐ビルディング5F
https://www.eccj.or.jp/

他、全国の支部

エネルギー管理士免状交付申請について

エネルギー管理士免状の交付申請は、「エネルギーの使用の合理化等に関する法律」並びに「エネルギー管理士の試験及び免状の交付に関する規則」に基づき行われます。
申請に必要な書類や交付手数料は申請の種別ごとに異なります。下記をご確認の上、交付手数料分の印紙を貼付して郵送にてご提出ください。尚、郵送する際は紛失防止のため簡易書留または特定記録のご利用をお勧めします。
免状は申請書の本人住所あてに簡易書留にて送付されます。原則、企業等への郵送いたしませんのであらかじめご了承ください。

  • 令和元年度以降のエネルギー管理士試験合格者の方の免状交付の申請先は一般財団法人省エネルギーセンターとなります。詳しくは省エネルギーセンターHP
  • 研修修了者の方

【申請に必要な書類】
・エネルギー管理研修終了証書(原本)
・エネルギー管理士免状交付申請書(研修終了者用)

【交付手数料】
・4,800円(研修修了者)
・2,250円(特別研修修了者で旧免状保有者に限る)

○再交付を希望される方

【申請に必要な書類】
・エネルギー管理士免状再交付申請書

【再交付手数料】
・2,250円

申請窓口及びお問い合わせ先

経済産業省 資源エネルギー庁
省エネルギー・新エネルギー部 省エネルギー課

〒100-8931 東京都千代田区霞が関1-3-1
03-3501-9726(直通)

エネルギー管理士の年収

プラント設計技術者、電気技術者、発電所運転管理などにおいて「運転」または「保守」が主な仕事です。年収は年齢・経験で多く差があり20歳前後300~350万円程度がボトム、高給の層が多いのは50〜54歳の役800万円~1,000万円超

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