サステナビリティ脱炭素アナリスト

民間資格

サステナビリティ脱炭素アナリスト(環境省認定 脱炭素アドバイザー アドバンスト)は、一般社団法人 金融財政事情研究会(きんざい)が主催し、環境省が認定する「脱炭素アドバイザー制度」におけるアドバンスト資格です。企業の脱炭素経営を推進するために必要な、温室効果ガス(GHG)排出量の算定・分析や削減施策の検討、サプライチェーン全体を見据えた対応力を体系的に証明できます。

試験では、Scope1・2・3排出量の基本的な考え方から、カーボンニュートラル、TCFD・SBTなど、実務で頻出する脱炭素・サステナビリティ分野の重要論点が幅広く出題されます。金融機関、コンサルティング会社、事業会社のサステナビリティ担当者を中心に、脱炭素分野での専門性を客観的に示したい人に注目されている資格です。

Web講義+認定試験(CBT方式)

試験名サステナビリティ脱炭素アナリスト
Web講義+認定試験(CBT方式)
申込資格・Web講義は受講資格に制限なし。
・認定試験(CBT方式)は、Web講義の
 全講義動画を視聴することが受験資格。
全体の流れ①受講者登録(マイページの作成)
②Web講義の申込・支払
③Web講義の受講料領収証の発行
④Web講義を受講(動画視聴)・修了証の発行
⑤認定試験(CBT方式)の申込・支払
⑥認定試験(CBT方式)の受験料領収証の発行
⑦認定試験(CBT方式)の受験
⑧(合格者の場合)認定証の発行、
(不合格者の場合)再受験の申込
申込日程■Web講義の申込・購入
随時
■CBT方式試験の申込
すべての録画講義を視聴
(Web講義修了)後に、
受験日時・受験会場を予約
実施期間■Web講義の開講期間
随時
※利用開始日(決済完了時点)から
13週間(91日間)が利用可能期間

■CBT方式試験の実施期間
いつでも受験可能だが、テストセンターの
空き状況による。
申込料■Web講義受講料:9,900円(税込)
■CBT方式試験受験料:12,100円(税込)
合計:22,000円(税込)
支払方法・クレジットカード
変更
キャンセル
■Web講義受講料
 支払完了後の変更キャンセルは不可
 必ずご確認のうえ、お申込ください。

■CBT方式試験
 受験日・会場の変更キャンセルは、
 マイページより受験日の3日前まで可能。
Web講義の
推奨環境
受験に際し、必ず事前に推奨環境をご確認。
推奨環境の確認およびデモ試験はこちら

Web講義受講の概要

申込
受講方法
マイページ内
【Web講義>受講申込】より団体・
個人選択後、画面に沿って申込。
決済完了後より、マイページ内
【Web講義>受講】にて受講が可能。
再閲覧マイページ内【Web講義>受講】に
表示される利用可能期間内
(91日間)に限り何度でも閲覧可能
学習方法Web講義の申込完了後、
PDFファイルでレジュメを
ダウンロードし用意。
講義動画上にも同じ講義資料がある。
講義動画の視聴とまとめ演習で学習。
修了証受講完了後より、マイページ内
【Web講義>受講申込履歴】にて
修了証の出力が可能です。
サステナビリティ脱炭素アナリストの概要

試験の概要

申込方法すべての動画講義を視聴したのち、
マイページ【CBT試験>受験申込】
から申込が可能となります。
再受験不合格の場合、
再受験の申込が何度でも可能。
(別途12,100円(税込)が必要)
受験日の翌日から起算して5日間は、
2度目の受験はできません。
試験時間90分
出題形式CBT四答択一式50問
試験内容1.気候変動関連開示とGHG排出量
2.スコープ1・2算定方法の概要
3.スコープ1・2算定方法の実務
4.サプライチェーン排出量の概要
5.SBT目標の設定
6.移行計画の策定と
  一般事業会社の脱炭素取組
7.カーボン・クレジット
  証書の概要
学習方法Web講義の申込完了後、
PDFファイルでレジュメを
ダウンロードし用意。
講義動画上にも同じ講義資料がある。
講義動画の視聴とまとめ演習
会場共通会場にて実施
受験票受験票の発送はありません。
予約完了時の確認メールにて
試験日程・会場のご案内
試験当日持ち物本人確認書類

■筆記用具・メモ用紙について
・会場にて筆記用具とメモ用紙あり。
・それらは試験終了後に回収。
合格基準100点満点中70点以上の正解
結果発表即時判定。試験終了後に、全受験者に
スコアレポートが配布される。

合格者は、
受験日の翌日以降にマイページ内
【CBT試験>試験結果一覧】から
認定証をダウンロードください。
不合格者は、受験日の翌日以降に
マイページ内【CBT試験>受験申込】
から再受験の申込が何度でも可能。

※受験日の翌日から起算して5日間は
2度目の受験はできない。
試験後の
手続
なし
サステナビリティ脱炭素アナリスト試験について

問合せ先

お問合せ先【科目の申込方法についての問合せ】
受験サポートセンター
TEL:03-5209-0553

受験に関する問い合わせ
※録音あり。

【試験の内容についてのお問合せ】
一般社団法人金融財政事情研究会
教育研修事業部

所在地:東京都新宿区南元町19
TEL:03-3358-1786(平日10:00~16:00)
E-mail:ken-semi@kinzai.or.jp

この資格のCBTサイト

公式サイト
サステナビリティ脱炭素アナリスト 問い合わせと公式サイト

合格率と難易度

サステナビリティ脱炭素アナリスト(環境省認定 脱炭素アドバイザー アドバンスト)を主催する一般社団法人 金融財政事情研究会(きんざい)の資格試験は、特に金融関連には定番と言えるほど周知の団体です。

この試験はCBT方式であるため、試験結果のデータは公表されていませんが、サステナビリティ脱炭素アナリストの試験は90分CBT四答択一式50問で実施され100点満点中70点以上の正解が合格の条件です。

上記の通りその受験資格として指定のWeb講義受講が必須ため、その修了よる受験者の学力レベルアップを見込み、100点満点中70点以上の正解を合格とする、絶対評価を採用しています。

金融財政事情研究会が主催する数多い資格の中で、サステナビリティ脱炭素アナリスト(環境省認定 脱炭素アドバイザー アドバンスト)試験の難易度は同協会内においてのレベル3に近く,そこから想定される合格率は65%前後、試験の難易度は偏差値表示で48です。

勉強時間の目安(Web講義受講が必須)

サステナビリティ脱炭素アナリスト試験は、一般社団法人 金融財政事情研究会(きんざい)が主催するIBT方式のWeb講義を受講することが必須条件です。

市販テキストはなく、Web講義受講者のみがPDF形式でテキストを入手できます。

この前提を踏まえた、標準的な勉強時間の目安は以下の通りです。

受験者のレベル勉強時間の目安
脱炭素・ESG分野が未経験50~70時間
ESG・環境関連業務の経験あり35~50時間
脱炭素アドバイザー・ベーシック合格者25~40時間

※Web講義の受講期間を活用し、講義視聴+テキスト学習を並行して進めるのが一般的です。


勉強方法

① IBT方式のWeb講義を軸に学習する

本試験は、受験資格となるWeb講義の内容=試験範囲となっているため、学習の中心は以下になります。

  • Web講義動画
  • 受講者専用の公式テキスト(PDF)
  • 各章ごとの確認問題

・ Web講義内容の理解度が、そのまま本試験の得点力に直結します。

② 勉強の手順

効率的な進め方は、以下の流れです。

  1. 講義動画を視聴して全体像を把握
  2. PDFテキストで用語・考え方を整理
  3. 下記のチェックリストなどで理解度を確認

③ GHG排出量・フレームワークは「流れ」で理解する

暗記に頼るより、以下のように実務の流れで理解することが重要です。

  • Scope1・2・3排出量の区分と算定の考え方
  • サプライチェーン排出量の位置づけ
  • 削減施策 → 目標設定 → 情報開示(TCFD・SBT)

・ 「なぜこの考え方が必要なのか」を意識すると、選択肢問題に強くなります。

④ CBT試験対策を行う

Web講義修了後、CBT方式の本試験対策では、

  • テキストの重要論点を再確認
  • 分からなかった分野の復習
  • 用語定義・比較論点の最終整理

に集中します。

CBT試験は時間に余裕があるため、問題文を丁寧に読み、消去法を活用するのが有効です。

勉強方法のポイントまとめ

  • Web講義の受講は必須条件
  • テキストはWeb講義受講者限定PDF、市販なし
  • 学習の中心は「講義 とテキスト → できれば市販の参考書など」
  • Web講義レベルを確実に理解できれば、本試験対策はスムーズ

出題頻度が高い重要論点チェックリスト

① 脱炭素・カーボンニュートラルの基礎

☐ カーボンニュートラルとネットゼロの違い
☐ 脱炭素経営の目的(規制対応・競争力・リスク管理)
☐ 温室効果ガス(GHG)の種類と特徴(CO₂、CH₄、N₂O など)
☐ 日本および国際社会の脱炭素目標の考え方

② GHG排出量算定(最重要分野)

☐ Scope1(直接排出)の定義と具体例
☐ Scope2(エネルギー起源間接排出)の定義
☐ Scope3(その他の間接排出)の位置づけと重要性
☐ Scope1・2・3の違いを事例で説明できる
☐ 排出量算定の基本的な考え方(活動量 × 排出係数)
☐ サプライチェーン排出量の全体像

・ 毎回必ず出題される最重要分野

③ Scope3・サプライチェーン排出量

☐ Scope3のカテゴリ構成(上流・下流の考え方)
☐ 購入した製品・サービスに関する排出の考え方
☐ 物流・輸送・使用・廃棄段階の排出
☐ 企業単体ではなく取引先を含めた視点の重要性
☐ 金融機関・事業会社それぞれの留意点

④ 排出削減施策と実務対応

☐ 排出量「算定」と「削減」の違い
☐ 省エネ・再エネ導入の位置づけ
☐ 削減努力とカーボン・オフセットの関係
☐ クレジット利用の基本的な考え方
☐ 短期・中長期の削減施策の考え方

⑤ 国際的枠組み・イニシアチブ

☐ TCFDの目的と開示の考え方
☐ SBT(Science Based Targets)の概要
☐ TCFDとSBTの違い
☐ 情報開示が企業経営に与える影響
☐ 投資家・金融機関との関係性

⑥ 脱炭素経営とリスク・機会

☐ 気候変動リスク(移行リスク・物理的リスク)
☐ 脱炭素対応が企業価値に与える影響
☐ 規制強化・市場変化への対応
☐ サステナビリティと中長期経営戦略の関係

⑦ 試験対策として押さえるポイント

☐ 用語の定義を正確に説明できる
☐ 類似概念(Scope・TCFD・SBTなど)を比較できる
☐ 実務の流れ(算定 → 削減 → 開示)を理解している
☐ 四択問題で「消去法」が使えるレベルまで整理できている

チェックリスト活用法(おすすめ)

  • Web講義修了後の理解度確認
  • CBT本試験前日の総点検
  • チェックが付かない項目=重点復習ポイント

おすすめ参考書と問題集(PR)

この試験とは別の会社主催ですが、銀行業務検定を運営する経済法令研究会が出版している、脱炭素経営アドバイザー(環境省認定制度 脱炭素アドバイザー アドバンスト)に関しての書籍「脱炭素経営アドバイザー 公式テキスト&問題集」はとても参考になり実力にもなります。

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