日本コンプライアンス・オフィサー協会(運営・実施:経済法令研究会 検定試験運営センター)主催のCBT社会人コンプライアンス検定試験は、社会人として求められるコンプライアンス意識と、日常業務や私生活において適切に判断・行動するための基礎知識を確認することを目的とした検定試験です。
本試験は、CBT方式による三答択一式50問、試験時間60分で実施され、コンプライアンスの基本概念や重要性、倫理観をはじめ、社会人として知っておくべき法律の基礎知識、ビジネスシーンにおける具体的なコンプライアンス対応、さらにはプライベートにおける留意点まで、幅広い分野から出題されます。
本検定を通じて、受験者がコンプライアンスを「知識」としてだけでなく、「行動指針」として理解し、健全で信頼される社会人としての基盤を築くことを目指します。
試験の概要

試験概要
| 申し込み 試験日程 | CBT社会人コンプライアンス検定試験 試験日程 :4月下旬~ 翌年3月末日 申込日程 :4月下旬~ 翌年3月下旬 |
|---|---|
| 試験地 | 全国のテストセンターにて実施 各会場ごとのスケジュールは テストセンター空席照会参照 |
| 受験資格 | どなたでも受験可能 |
| 試験内容 | CBT三答択一式50問 60分 ①コンプライアンスの基本、重要性、倫理観 ②大人・社会人として知っておくべき法律の基本知識 ③ビジネスシーンにおけるコンプライアンス ・オフィスにおけるコンプライアンス ・顧客に対するコンプライアンス ・取引先に関するコンプライアンス ・その他 ④プライベートにおけるコンプライアンス |
| 合格基準 | 100点満点中70点以上 |
| 受験料 | 4,950円(10%消費税込) |
| 学習教材 | (PR) ・楽天Books: 社会人なら知っておきたい コンプライアンスの落とし穴 Amazon: 社会人なら知っておきたい コンプライアンスの落とし穴 |
| 合格発表 | 即時判定。 試験終了後に、全受験者に スコアレポート・出題項目一覧が 配布されます。 受験日の翌日以降、合格者は マイページから合格証書を ダウンロードください |
| 主催 問合せ | CBTS銀行業務検定試験 CBTSコンプライアンス・オフィサー認定試験 CBTS社会人ホスピタリティ検定試験 主催:日本コンプライアンス・オフィサー協会 (実施・運営:(株)経済法令研究会) TEL:03-3267-4821 (平日9:30~17:00※祝日を除く) 申込方法や当日のお問合せ 受験サポートセンター TEL:03-5209-0553 受験に関するお問い合わせ ※電話は録音あり。 |
合格率と難易度

合格率と難易度
CBT社会人コンプライアンス検定試験は、CBT方式が採用されているため公表されたデータはありません。
しかし試験時間60分のCBT三答択一式50問で、これは日本コンプライアンス・オフィサー協会が主催する他試験に同列のものがあり、100点満点の70点以上を合格とする絶対評価を採用しているため、想定としての合格率は85%程度、難易度は偏差値表示で38といわれています。
勉強時間

勉強時間
CBT社会人コンプライアンス検定試験は、社会人としての基礎的な知識と常識的判断力を確認する内容で構成されています。そのため、コンプライアンスや法律知識を体系的に学んだ経験がない方でも、10~20時間程度の学習を行うことで、十分に対応することが可能です。
- 社会人経験があり、日常業務でコンプライアンス研修を受けたことがある方:5~10時間程度
- コンプライアンスや法律分野に初めて体系的に触れる方:15~20時間程度
学習期間は、1~2週間程度を目安に、無理のないペースで進めることを推奨します。
勉強方法

勉強方法
勉強方法
本試験では、暗記に偏らず、「正しい行動や判断ができるか」を問う問題が多く出題されます。以下の方法で、出題範囲全体をバランスよく学習してください。
① コンプライアンスの基本・重要性・倫理観
まずは、コンプライアンスの定義や目的、なぜ社会や企業にとって重要なのかを理解しましょう。法令遵守だけでなく、企業倫理や社会的責任といった視点を持ち、**「なぜその行動が求められるのか」**を意識して学習することが重要です。
② 大人・社会人として知っておくべき法律の基本知識
民法・刑法・労働関連法など、社会生活や職場で関わる基本的な法律について、専門的な条文暗記ではなく、日常生活や業務にどう影響するかを中心に理解しましょう。トラブル事例を想定しながら学ぶと、理解が深まります。
③ ビジネスシーンにおけるコンプライアンス
以下の各場面ごとに、具体的な行動基準を整理して学習します。
- オフィスにおけるコンプライアンス
ハラスメント防止、情報管理、職場のルール遵守など、職場環境に関わる基本事項を確認します。 - 顧客に対するコンプライアンス
説明責任、個人情報の取り扱い、誠実な対応など、顧客との信頼関係を守る行動を意識しましょう。 - 取引先に関するコンプライアンス
公正な取引、贈答・接待の考え方、契約遵守など、社会的常識に基づく判断力を養います。 - その他
SNSの利用、内部通報制度、企業不祥事への対応など、現代的なテーマにも目を向けておくことが大切です。
④ プライベートにおけるコンプライアンス
私生活においても社会人として守るべきルールやマナーが問われます。インターネット利用、金銭トラブル、個人情報の扱いなど、「社会的に問題となる行動かどうか」を基準に考える習慣を身につけましょう。
全体を通して、「正しいのはどの行動か」「不適切なのはどれか」を自分で判断する練習を重ねることが、合格への近道となります。
出題頻度が高い重要論点チェックリスト

チェックリスト
以下は、CBT社会人コンプライアンス検定試験において出題頻度が高いと考えられる重要論点を整理したチェックリストです。
公式テキスト『社会人なら知っておきたいコンプライアンスの落とし穴』の特徴(身近な事例/勘違いしやすいポイント/違反時の影響)を踏まえ、「うっかり違反」「判断ミス」を防ぐ観点でまとめています。学習の進捗確認・直前復習用として、チェックボックス形式で整理しています。
① コンプライアンスの基本・重要性・倫理観
☐ コンプライアンス=「法令遵守」だけではなく、社会規範・倫理・社内ルールも含む
☐ なぜコンプライアンスが必要か(企業・個人への影響)
☐ 違反した場合の影響
・個人への影響(懲戒処分、信用失墜 等)
・企業への影響(社会的信用低下、損害賠償 等)
☐ 「知らなかった」「悪気はなかった」は免責にならない
☐ グレーゾーンで迷ったときの基本姿勢(自己判断しない/相談する)
② 大人・社会人として知っておくべき法律の基本知識
☐ 民法の基本(契約の成立、約束の拘束力)
☐ 刑法の基本(窃盗・詐欺・横領など身近な犯罪行為)
☐ 労働関係の基本ルール(残業、ハラスメント、職場秩序)
☐ 個人情報保護の基本的考え方
☐ 法律違反と社内ルール違反の違いと関係性
※条文暗記よりも
☐ 「この行為は法的に問題になるか」を判断できるかが重要
③ ビジネスシーンにおけるコンプライアンス
■ オフィスにおけるコンプライアンス
☐ ハラスメントの種類と具体例(パワハラ・セクハラ等)
☐ 業務時間・職場環境での不適切行為
☐ 社内情報・機密情報の取り扱い
☐ 私物端末・SNS利用時の注意点
■ 顧客に対するコンプライアンス
☐ 誇大広告・虚偽説明の禁止
☐ 説明責任・誠実な対応
☐ 顧客の個人情報の適切な管理
☐ クレーム対応時の基本姿勢
■ 取引先に関するコンプライアンス
☐ 公正な取引とは何か
☐ 贈答・接待・金品授受の考え方
☐ 不当な要求を受けた場合の対応
☐ 契約内容を守ることの重要性
■ その他(現代的テーマ)
☐ 内部通報(相談・報告)の考え方
☐ 不祥事を見聞きした場合の行動
☐ SNS投稿が企業・個人に与える影響
④ プライベートにおけるコンプライアンス
☐ 私生活でも社会人としての責任がある
☐ SNS・インターネット上での不適切発言
☐ 他人の情報・写真・著作物の扱い
☐ 金銭トラブル・軽い気持ちの違法行為
☐ 「職場外だから問題ない」という誤解
学習時のチェックポイント
☑ 「正しい行動はどれか」だけでなく
☑ 「なぜその行動が問題になるのか」を説明できる
☑ 事例を見て、直感ではなく理由をもって判断できる
このチェックリストをもとに公式テキストの事例を確認し、
「自分ならどう行動するか」→「なぜそれが正しい/間違いか」
を繰り返し考えることが、得点力アップと実務に活きる理解につながります。
試験当日に見る A4・1枚 要点まとめ

試験日に見る要点まとめ
A4紙1枚、印刷して!
以下は、試験当日に直前確認用として見ることを想定した「A4・1枚 要点まとめ」です。
箇条書き中心で、迷いやすい判断ポイント・頻出論点だけを凝縮しています。
① コンプライアンスの基本【最重要】
- コンプライアンス=法令遵守+社会規範+倫理+社内ルール
- 「知らなかった」「悪気はなかった」は通用しない
- 迷ったら
→ 自己判断しない/相談・確認する - 違反の影響
- 個人:信用失墜、懲戒、責任追及
- 企業:社会的評価低下、損害賠償、業務停止
- グレーゾーン=NG寄りで考えるのが基本
② 社会人として知っておくべき法律の基本
- 契約=口約束でも成立する場合がある
- 他人の物・お金・データを無断で使う行為は原則NG
- 法律違反は社内ルールより優先して重い
- 「軽い気持ち」「冗談」「一度だけ」でも違反は違反
- 条文暗記より
→ その行為が問題になるかの判断力
③ ビジネスシーンのコンプライアンス
■ オフィス
- ハラスメントは
相手の受け止め方が重要 - 業務上知り得た情報は私的利用NG
- 社内資料・個人情報の持ち出し注意
- SNS投稿は会社・職場と結びつくリスクあり
■ 顧客対応
- 誇大・あいまい説明はNG
- 分からないことは「確認します」が正解
- 個人情報は目的外利用NG
- クレーム時も感情的にならない
■ 取引先
- 公正・対等な取引が原則
- 贈答・接待は
→ 常識的範囲/社内ルール確認 - 不当要求は断る・相談する
- 契約内容は必ず守る
④ プライベートのコンプライアンス
- 私生活でも社会人の責任はある
- SNSでの
- 誹謗中傷
- 内部情報の投稿
→ 大きなリスク
- 他人の写真・情報・著作物の無断使用NG
- 「仕事外」「匿名」でも問題になる
⑤ 三答択一で迷ったときの判断基準
- 一番誠実・慎重・常識的な選択肢はどれか
- 自分や会社に説明できる行動か
- 問題が起きたときに
「相談・確認している」選択肢を優先 - 楽・近道・自己都合の選択肢は疑う
最終確認
- ✔ 法令+倫理+社会常識で考える
- ✔ 事例問題は「行動の結果」を意識
- ✔ 焦らず、1問ずつ冷静に判断
※この1枚を試験直前に確認し、
**「迷ったら慎重・誠実・相談」**を合言葉に臨んでください。
公式テキストと問題集(PR)
以下の公式テキスト&問題集は公式サイト指定書籍と同様のものです。
・Rakuten Books:
公式テキスト
社会人なら知っておきたい コンプライアンスの落とし穴
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