金融業務3級 リース取引コース

民間資格

金融業務3級 リース取引コースは、一般社団法人 金融財政事情研究会が主催する金融業務能力検定の一つで、リース取引の基礎知識から実務で必要となる判断力までを体系的に確認する資格試験です。

リース取引は、設備投資ニーズの多様化や会計・税務ルールの高度化により、金融機関の渉外担当者や審査・管理部門にとって正確な理解が不可欠な分野となっています。本コースでは、ファイナンス・リースとオペレーティング・リースの違い、契約形態やリース料の仕組み、会計・税務上の取扱いなど、実務で頻出する論点を中心に出題されます。

試験はCBT(Computer Based Testing)方式で実施され、金融機関の若手職員や新任担当者、リース取引に初めて携わる実務者の基礎力確認に最適な内容です。リース会社、金融機関、関連業務に従事する方が、実務理解の土台を固めるための入門資格として広く活用されています。

金融取引の一分野としてリースを正しく理解することは、顧客提案力やリスク管理力の向上にも直結します。金融業務3級 リース取引コースは、実務に直結する知識を効率よく身につけたい方に適した資格であり、合格者に対しては主催者より「リース取引アドバイザー」として認定され、認定証が発行されます。

試験概要

試験の対象者リース会社の新人・若手・転入職員、金融機関のリース媒介業務担当者等
※受験資格は特にありません。
試験範囲基礎編
法務編
会計編
税務編
試験時間100分
出題形式四答択一式50問
合格基準100点満点で60点以上
当日について持ち物本人確認書類
集合時刻必ず確認ください。

■筆記用具・メモ用紙
・会場にて筆記用具とメモ用紙を受け取る。
・筆記用具とメモ用紙は試験終了後に回収。
合格発表試験終了後、その場で合否に係る
スコアレポートが手交される。
合格者は、試験日の翌日以降、合格証を
マイページからPDF形式で出力できます。
持込み品携帯電話、筆記用具、計算機、書籍を含め、
自席(パソコンブース)への私物の持込みは不可。
テストセンター鍵付きのロッカー等に保管。
メモ用紙・筆記用具はテストセンターで貸し出し。
計算問題は、試験画面上に表示される電卓を利用。
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金融業務3級 リース取引コース試験問題集


試験日通年実施
受験予約※マイページより、自身で希望の日程・
 テストセンターを予約。
※受験の手順については公式CBTサイトの
 「受験までの流れ」を参照。
※予約が完了すると予約内容が記載された
 メールが送られます。受験票は発行しないが、
 受験日の前日に確認メール受信。また、
マイページから予約状況の確認ができる。
受験日当日は、指定の本人確認書類が必要です。

※とりまとめ担当者は、団体管理画面で
 行職員の申込状況を確認できます。
※受験の予約・変更・キャンセルは、
 マイページより受験日の3日前まで可。
※受験日の2日前からは、受験予約の変更・
 キャンセルは、返金等は無い。
※受験料が受験者支払の場合、受験申込後の
 キャンセルに係る払戻しについては、
 所定のキャンセル料あり
※受験申込された方の受験可能期間
(受験申込日の3日目以降の受験できる期間)は、
 当初受験申込日から最長で1年間まで。
金融業務3級 リース取引コース、試験概要

受験料・支払い方法

受験料(税込)
支払方法以下3通りから選択。
なお、コンビニエンスストア決済および
Pay-easy決済の場合は、受験手数料に加えて、
事務手数料297円(税込)の負担あり。
・クレジットカード決済
・コンビニエンスストア決済
・Pay-easy決済
(Pay-easy:ゆうちょ銀行ATM
 ・ゆうちょダイレクト、
 銀行などのATMやネットバンキング)
金融業務3級 リース取引コース、受験料と支払い方法

問合せ先

主催
問合せ先
【試験のお申込み・受験についてのお問合せ先
※受験者(個人・団体個人)】
 受験サポートセンター
TEL:03-5209-0553
※電話は応対品質向上のため、録音あり。
受験に関する問い合わせ
【試験内容についてのお問合せ先
※法人のご担当者(とりまとめご担当者)】
一般社団法人 金融財政事情研究会
検定センター
〒160-8529
東京都新宿区荒木町2-3
TEL:03-3358-0771
※電話は応対品質向上のため、録音あり。
一般社団法人金融財政事情研究会
「金融業務能力検定」の一覧ページはこちら
金融業務3級 リース取引コース、主催者へメール・電話・問い合わせ先

試験地・試験会場

CBT-Solutionsウェブサイト

全国のテストセンター

試験の流れとCBT申し込み

CBT-Solutionsウェブサイト

金融財政事情研究会受験者専用サイト

CBTログインページ

合格率と難易度

金融業務3級 リース取引コースの合格率と難易度に関し、試験は即結果が出るCBT方式を採用しており、合格率は公表されておりませんが、想定の合格率として53%前後、公式サイト表示の難易度はレベル3,偏差値表示で48です。

勉強時間

金融業務3級 リース取引コースは、リース取引に関する基礎知識と、法務・会計・税務の初歩的な理解が問われる試験です。初学者でも無理なく取り組める一方、用語や考え方に慣れる必要があるため、一定の学習時間は確保しておきたいところです。

金融業務やリース取引が未経験の方の場合、勉強時間の目安はおおむね20~30時間程度です。
金融機関で融資業務や会計・税務に触れた経験がある方であれば、15~20時間程度でも十分に対応できます。

CBT試験であるため、直前に詰め込み過ぎるよりも、短期間でも繰り返し問題に触れる学習が効果的です。

勉強方法

本試験では、市販の公式テキストは用意されておらず、市販の「金融業務3級 リース取引コース試験問題集(および解答と解説文)」が実質的な学習教材となります。そのため、問題集を中心に学習を進めること、反復が合格への近道です。

まずは問題集の全体構成を把握します。内容は、基礎編、法務編、会計編、税務編の4分野で構成されており、出題範囲はこの問題集にほぼ集約されています。最初から暗記を意識せず、解説文を読みながらリース取引の全体像をつかむことを優先します。

次に、各編ごとに問題を解き進めます。最初の1周目は正答率を気にせず、なぜその選択肢が正しいのか、また誤りなのかを解説文で確認することが重要です。特に基礎編は、後続の法務編・会計編・税務編の理解につながるため、用語や仕組みを丁寧に押さえておきます。

2周目以降は、間違えた問題や判断に迷った問題を中心に繰り返します。法務編ではリース契約の性質や当事者の関係、会計編ではファイナンス・リースとオペレーティング・リースの取扱い、税務編では損金算入や減価償却との関係など、混同しやすい論点を意識して整理します。

理想的には反復時の問題採点は満点、その後の初見の問題は複数回常に余裕で合格点を取ることです。

試験直前は、新しい知識を増やすよりも、問題集を通して基本事項を確実に答えられる状態に仕上げることが重要です。用語の定義や処理の考え方を再確認し、安定して得点できるようにしておくことで、本試験でも落ち着いて対応できます。

出題頻度が高い重要論点チェックリスト

以下は、金融業務3級 リース取引コースの出題頻度が高い重要論点チェックリストです。

試験問題集の構成である
1.基礎編
2.法務編
3.会計編
4.税務編
に沿って整理しています。直前確認や弱点洗い出し用として使える内容です。

基礎編:出題頻度が高い重要論点

□ リース取引の基本的な定義と目的
□ ファイナンス・リースとオペレーティング・リースの違い
□ リース取引と割賦販売・レンタルとの相違点
□ リース会社、ユーザー、メーカーの三者関係
□ リース料の構成要素(取得価額、金利相当分、諸費用など)
□ 中途解約が原則不可とされる理由
□ リース期間と耐用年数の関係
□ 再リースの考え方と実務上の位置づけ
□ 所有権移転外リースと所有権移転リースの区分

法務編:出題頻度が高い重要論点

□ リース契約の法的性質(賃貸借契約ではない点)
□ リース契約における危険負担の考え方
□ 瑕疵担保責任とメーカー保証の扱い
□ ユーザーとメーカー間の法律関係
□ 契約不履行時の対応(支払遅延・解除)
□ 破産・民事再生時のリース契約の扱い
□ 動産リースと不動産リースの違い
□ リース物件の保守・管理責任の所在
□ リース契約と担保・保証との関係

会計編:出題頻度が高い重要論点

□ ファイナンス・リース取引の会計処理の基本
□ オペレーティング・リース取引の会計処理の基本
□ 所有権移転外ファイナンス・リースの処理方法
□ 売買処理と賃貸借処理の考え方
□ 貸借対照表への計上の有無
□ リース資産・リース債務の計上方法
□ 減価償却費と支払リース料の関係
□ 注記情報として求められる内容
□ 会計基準改正による取扱いの考え方(概要レベル)

税務編:出題頻度が高い重要論点

□ 法人税法上のリース取引の区分
□ 所有権移転外リースの損金算入方法
□ 支払リース料の税務上の扱い
□ 減価償却との関係整理
□ 消費税の課税関係(課税資産の譲渡等か否か)
□ リース取引における消費税の計算方法
□ リース料に含まれる利息相当額の取扱い
□ 中途解約時の税務処理
□ 少額リース資産の考え方(実務上の注意点)

――――――――――

このチェックリストは、
「問題集を2周以上解いたあとに、理解が曖昧な論点を洗い出す」
「試験直前に、各分野の頻出テーマを一気に確認する」
といった使い方に向いています。

試験当日に見る A4・1枚要点まとめ

以下は、金融業務3級 リース取引コース試験当日に見るA4紙・1枚要点まとめです。
直前確認用として、覚えるべき判断軸と頻出ポイントに絞っています。

リース取引の基本

・リース取引とは、ユーザーが選定した物件をリース会社が購入し、一定期間使用させる取引
・当事者はリース会社、ユーザー、メーカーの三者
・リースは賃貸借ではなく、金融取引の性格が強い
・原則として中途解約不可
・リース料は、物件取得価額、金利相当分、諸費用などで構成される

リースの区分

・ファイナンス・リース
 実質的に資産の使用による経済的利益とリスクがユーザーに帰属
・オペレーティング・リース
 使用期間が短く、リスクがリース会社に残る

・所有権移転リース
 契約終了時に所有権がユーザーへ移転
・所有権移転外リース
 所有権はリース会社に残る

法務の重要ポイント

・リース会社は物件の使用を許諾するが、品質保証責任は負わない
・物件の瑕疵については、原則としてメーカー保証
・保守・管理責任はユーザーが負う
・ユーザーの支払遅延は契約解除事由となる
・倒産時でも、原則としてリース契約は継続扱い

会計の重要ポイント

・ファイナンス・リースは資産・負債を認識するのが基本
・所有権移転外ファイナンス・リース
 売買処理または賃貸借処理(簡便法)が認められる
・オペレーティング・リース
 支払リース料を費用処理
・減価償却は、原則としてユーザー側で行う
・貸借対照表計上の有無を問う問題は頻出

【税務の重要ポイント】

・法人税法上もリースの区分が重要
・所有権移転外リース
 支払リース料を損金算入
・所有権移転リース
 原則として売買として処理
・減価償却との関係を整理して理解
・消費税は、リース料に対して課税
・利息相当分の取扱いに注意

よくあるひっかけ

・リースは賃貸借契約である
・中途解約が自由にできる
・リース会社が修理や保守を行う
・すべてのリースが費用処理
・消費税が非課税になる

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この1枚は、
「区分は何か」
「誰が負担・計上・償却するか」
という視点で読むと、判断が一気に速くなります。

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前記しましたが、市販の公式テキストはありません。以下問題集の解説文の熟読をおすすめします。

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